先月米南部ルイジアナ州沖の石油掘削施設で大規模な爆発が発生し
海底へ伸びる掘削パイプが折れて、海底油田から大量の原油が
メキシコ湾へ流出し、環境破壊が心配されています。

流出の一部を食い止める事に成功したそうですが
今までに流出した原油は長さ16キロ、幅5キロ、
厚さ91メートルに渡って広がっているそうで、
海面を漂う原油は有毒性が高く
動物たちへの影響が心配されています。

メキシコ湾岸には巨大な湿地帯が広がりカキの自然宝庫であり
人口集中地帯でもあるため、オイルフェンスを使い
対策を取っていますが、原油流出が深い海中であるため
表面で見る以上に被害が拡大すると予測されています。

今朝のニュースで宇宙飛行士の山崎直子さんが髪を切った理由を
「髪を切りに行ったら、毛髪をストッキングに詰めて
オイルフェンスを作るボランテイアがあると聞き、
それなら私の髪も使って欲しい」とバッサリ切ったそうです。

毛髪で作るオイルフェンスを考えたのは美容師さんで
原油まみれになってしまったアラスカラッコを見た時に
髪の毛もそうなるのではないかと思いついたそうです。

なんでも髪の毛や動物の毛は重量の約6倍の原油を
吸い取る事ができるそうで
世界中から切った髪の毛やペットの毛、使用済みストッキングが
米NGO「マター・オブ・トラスト」に大量に送られてきています。

日本でも髪の毛を回収するところがあればぜひ協力したいですね。

参考サイト:AFPBB News

節約志向や健康志向で手作りお弁当への関心が高まっています。
我が家も毎日お弁当を作っていますが
お弁当に欠かせないのが、おかずを小分けに詰めるカップ。
以前は紙製の物やアルミ製の物がほとんでしたが
最近ではシリコン製の色とりどりなカップが注目をされています。

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シリコン製は使い捨ての紙製やアルミ製と違い
洗って何度も使えるエコかっこいいカップ。
色や形も豊富なので、お醤油色だらけになりやすい手作りお弁当が
色鮮やかになり、ますます美味しそうに見えますよ。

そして今、わたしが気になるのが「食べられるのりカップ」

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ファミリーレストランのジョナサンのお子様ランチにも
採用されているという「のりカップ」は国産海苔を100%使用。
カップにご飯を入れてプチおにぎり風にしたり
卵焼きや野菜を乗せてカップごと食べられるのです。
汁気が多いおかずには不向きですが
ホームパーティなどで、一口ご飯が欲しい時にも便利そうです。

どちらも東急ハンズで購入できますよ。

– 参考サイト -
シリコンカップ「東急ハンズ」 
のりカップ「アネストショップ」 

日本コカ・コーラが3月から導入した「プラントボトル」は
植物由来のペットボトルです。

プラントボトルはサトウキビから砂糖を精製する工程でできる糖蜜を
ペット樹脂に加工したものを最大30%使用し、ペットボトル1年分で
原油使用量1,378kキロリットル削減を可能にしました。
この量は車で地球を84週できるガソリン量に相当するそうです。

強度などは従来のペットボトルと変わらず、
従来のペットボトルリサイクル工場で100%リサイクルが可能。
将来的には植物由来100%のボトル開発を進めているそうです。

昨日からゴールデンウィークが始まり、
外出のお供にペットボトルを利用する人も増えると思います。
最近ではエコ志向や節約志向で空になったペットボトルを
水筒代わりに利用している人がいますが
ペットボトルは繰り返し利用するように設定して作られてはいません。
衛生上も良くないため、メーカー側も勧めていません。

エコとは物を正しく使用することだと思います。
飲み終わったペットボトルは指定されたゴミ箱に
きちんと捨てましょう。

最近の天候不順で野菜が高騰していますね。
スーパーなどでは、価格高騰による消費者離れを防ぐ為に
値引きセールをおこなったり、カット野菜を増やして単価を下げたり
規格外野菜を仕入れ販売するなど、さまざまな対応を取っています。

規格外野菜とは、曲がっている、キズがついている、色が薄い、
太さが足らないなど、定められた規格にあてはまらない野菜を指し
店頭に並ぶことはほとんどありません。
そして、一部はカット野菜や加工食品として流通しますが
大半は廃棄処分されてしまいます。

キズがついていたり、色が薄いというのは品質上
規格外とされても仕方ないかもしれませんが
曲がっていたり、太さが足らないというだけで処分されてしまうのは
なんだかとってももったいないですよね。

そもそも規格野菜とは運搬するダンボールに合わせたり
外食企業などから野菜の長さや大きさを指定され、
生産者もそのニーズに応え綺麗な形の野菜作りに力を入れ
見た目の綺麗さを満たした野菜=品質が良い野菜
というように判断されるようになってしまったようです。

最近は家庭菜園ブームで、自分で野菜を作る人が増えています。
自分が手塩にかけて育てた野菜は、たとえ不恰好でも美味しいはず。
生産者も全ての野菜を手塩にかけて大事に育てているのです。

味も栄養価も変わらない規格外野菜は、
家計にも地球にも優しいエコ野菜とも言えます。
全国の道の駅やJA(全農)直売所などでは近隣の野菜生産者が
取れたて新鮮の規格外野菜などを販売しています。
安くて新鮮なので店頭に並べても
すぐに売り切れるほど人気だそうです。

天候不順な時だけ注目を浴びてしまう規格外野菜ですが
地産地消なエコ野菜なので
ぜひ積極的に選んで食べて欲しいと思います。

 

砂漠の緑化

2010/04/15

前回のコラムの続きとも言える話しですが
砂漠は年々面積を広げつつあり、深刻な環境問題と言えます。
砂漠を含めた乾燥地域は降水量よりも水分蒸発量が多い為
樹木伐採や干ばつによって砂漠化しやすいそうです。

この砂漠化された土地に緑が根付かないのは
植物の種が飛んできても、風で砂と一緒に再び飛ばされ
地面に定着することができないからです。

現地では藁や柳の枝を地面に突き刺しす
「草方格」という技術で砂の移動を防いでいましたが
この方法は一時的な風食対策で、
長期に渡って砂を固定することができませんでした。
そこで日本の繊維メーカーが「サンドソーセージ」
と呼ばれる緑化材を開発し中国モンゴル地区で
実証実験を行い成果を得ています。

サンドソーセージとは植物由来の繊維を
筒状の布に織り砂漠の砂を詰めたもの。
これを砂漠の上に碁盤の目のように置いていきます。
そして直径10センチほどのサンドソーセージが
砂の移動を防ぐ緑化材になります。

サンドソーセージは5年ほどで微生物に分解され
緑が根付いた頃には中の砂とともに砂漠に還る
環境にやさしい素材でもあります。

一度砂漠化した土地を草原に戻すのには
長い年月と自然の再生能力を引き上げる技術が必要ですが
サンドソーセージのおかげで近い将来、砂漠の一部緑化が
実現できるかもしれませんね。

参考サイト:ミツカワ株式会社「環境対応システム
一部抜粋:読売新聞「砂漠の緑化にソーセージ