天晴魂

- やる気とやりがいを正当に評価する2つの制度 -
弊社は、上記2つの制度により、一生懸命現場で働くドライバースタッフの やる気と技術の評価に努めております。 なぜ2つの制度が必要なのでしょうか? 私たちはまず、ドライバーという職業を評価する上で大事なのは何か..を 真剣に考えました。 配送スピードが早いから優れた社員なのか? 荷物の取り扱いが丁寧だから優れた社員なのか? 無事故無違反だから優れた社員なのか? ..確かにどれも優秀な社員を見極めるためには必要な評価材料だと思います。 しかし、弊社が考える最も重要な評価基準とは、 「如何にしてお荷物をお任せいただく荷主様に安心して頂けるか、 全幅の信頼を勝ち獲れるか」..なのです。 確かに荷主様にとっては、正確かつ敏速に配送業務をこなすドライバーが 任にあたればご安心は頂けることでしょう。 しかし私共は、更なる高みを目指し、もっと痒いところまで手が届く ドライバー..つまり言われたことだけを実行するのではなく、 荷主様の業務を理解した行動がとれるドライバースタッフの提供を実現したい と考えております。 弊社では、コンプライアンス(法令遵守)に準ずる内容での ドライバー評価は勿論の事、お客様が望まれる内容を評価基準に盛り込み、 全社員への教育を行う事で、よりクオリティーの高い配送業務を 提供させて頂いております。 そのために必要な2つの制度とは、以下の様に行われており、 その評価基準・検定基準は3ヶ月毎に見直しを行い現状に即した状態を 保っております。 30項目ある「DS:ドライバーセルフチェック」では、運行管理者の指示のもと、 ドライバーが自分の配送業務や安全運転への意識を自分自身で評価する制度です。 それらの自己判断問診票をもとに運行管理者は面談・指導を行います。 社員は、その自分自身を評価する作業の中で、それぞれが自身の改善点を探り出し、 自らレベルアップを実現します。 また、向上意識の強い社員のために 「PD:プロフェッショナルドライバー検定」という制度を持ち 運転技術とプロ意識、お客様の強力なサポートを行える社員の育成に努めております。 「PD:プロフェッショナルドライバー検定」とは、社内規定の検定試験で、 直属の上司推薦による選出ほか、年間に1回の受験を可としており、 試験には安全運転の技術・意識などの絶対条件的内容から、荷降ろし先での 接客態度や荷主様商品への商品知識、緊急対応時の面談テスト、 他当社社員への教育・意識啓蒙方法などに至るまでの、完全な配送に必要な 様々な項目を各カテゴリー別に検定を行っております。 検定試験合格者は、社内の配送員の鑑となる他、自身の昇給・昇任にも 大きく影響を及ぼす制度の為、社員は勿論の事、検定員も真剣そのものです。 検定試験で惜しくも不合格となった者も、何が合格に至らなかった理由なのかを 真剣に受け止め、翌日からの配送業務に活かすよう指導する事も怠っておりません。 これらの制度実行により、荷主様の安心の獲得・ドライバースタッフの 正当な評価・やる気の拡充に弊社は力を入れており、各荷主様へ配属している ドライバーは配属1年目でも10年目でも必ずや荷主様にご満足いただけるレベル であるとの自負がございます。 運送の将来を真剣に考える私共に、どうぞ安心してお荷物をお任せ下さい。
- 「DS:ドライバーセルフチェック」
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全30項目あるセルフチェックは、モラルある行動をキーワードに構成されております。
モラルとは法律や規則と異なる事から、定義するには簡単ではないキーワードですが、 弊社では社員に大きく分けて以下の2つのモラルを要求しています。「社会人としてのモラル」
「運転をする者としてのモラル」
実はいずれも当たり前の事なのですが、弊社では「DS:ドライバーセルフチェック」 =「モラル(当たり前)の統一(徹底)」が重要であると考えております。
ここでは弊社が取り組む「DS:ドライバーセルフチェック」の一部をご紹介させて 頂くことで皆様に弊社の取り組みを少しでも理解していただきたいと思います。
どの内容も常識ある方が見れば「こんな内容?」「これくらい当たり前でしょ?」
というような内容ばかりだと思います。
しかし、あたりまえだと考える事を全員があたりまえに実行できることこそ
大事なのだと弊社は考え内容を作成致しております。- 服装・身だしなみに落ち度は無いか
(ピアスなどして作業をしていないか) - 荷主様及び上司・同僚に対する礼儀・挨拶は出来るか
(仕事に対する考え方の確立) - 荷主様からお預かりした貴重品の取り扱いは大丈夫か
(お店の鍵・集金・商品の取り扱い) - 運転席及び周囲の整理整頓はできているか
(漫画など論外、業務に無関係な物は無いか) - 法定速度は遵守しているか
(落ち着きのある、冷静な運転をしているか) - 無駄な進路変更や無謀な運転はしていないか
(プロとしての自覚は充分か) - 防衛運転を行い、事故防止に努めているか
(車間距離は確保しているか) - 交通弱者の保護は出来るか
(老人・子供・障害者の方が通行中の保護は出来るか) - 毎日正午に流れる全社通達を、必ず車両を止めてきちんと
読むようにしているか - 今月一ヶ月間、安全運転を心掛けて配送業務を遂行したと
胸を張って言えるか
- 服装・身だしなみに落ち度は無いか
- 「PD:プロフェッショナルドライバー検定」
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この社内規定の「PD:プロフェッショナルドライバー検定」は高い水準で
検定内容を設定する事により、ハイクオリティーな社員の育成を目指すと共に、
やる気のある社員の発掘や真剣に将来を考える社員へのプロ意識の啓蒙、
そして社内配送業務スタッフ全体のクオリティ維持の実現に役立っています。
現在、お付き合いのある荷主様へ配属しているスタッフが全て
「PD:プロフェッショナルドライバー検定」の合格者になる様、
日々社内での検定参加への呼びかけやクオリティ維持の重要性の説明を、
機会ある毎に重ねております。
検定内容は各カテゴリーによる審査となっており、運転技術や商品知識まで
会社側または、荷主様側の立場になり代わっての設問を多く設定し
検定を進行して参ります。
検定内容は、季節や社会情勢の変化に対応し日々、内容を更新しており
情報の劣化・クオリティの劣化を防いでおります。
なかなか厳しい審査内容でもあるため、現在の合格者はまだまだごく少数では
ありますが、いずれは全社員がこの資格を取得しプロの配送ドライバーとして
皆様のお役に立てるよう私たちは努力を怠りません。
〈運転技術部門審査項目〉- 車輌の点検と車輌の知識
- 道路交通法の知識と理解
- 危険予知能力
- 運転集中力
- 作業集中力
- 法令遵守への姿勢
- 交通事故発生時などの正確な対応力
- 人命救助に関する知識
- 重大事故の発生原因への知識
〈配送業務部門審査項目〉- 無理のない運行計画立案能力
- 安全な荷物の取り扱い
- 顧客商品知識
- 荷受先、荷降ろし先での顧客対応力
- 報告、連絡、相談への取り組み
- 危機対応能力
〈質疑応答〉- 人員管理能力、指導能力
- 安全運転についての意識
- 組織での自分の将来性
- 荷主様との関わりにおいて
- 自己表現について
- 社会正義の考え方