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先を読むということ

弊社では数年前からドライブレコーダーを導入していますが、
利用しているドライブレコーダーは運転の内容を判定し
点数化してくれるという機能を持っています。

毎週月曜日に前の週一週分のそれぞれの成績が発表となり
素晴らしい運転をされる方は90点近くの高得点をとられます。

社内全体を見渡せば大体73点くらいから92点くらいまでのばらつきがあるのですが、
机にばかリ向かう者の悪い癖で、勝手に分布から、
数名しかいない80点以下の方に「もっと頑張りましょう」と伝えておりました。

ところが最近、現場に応援に行く機会があり、
初めてドライブレコーダーの判定を受けてみると、これがなんと73点でした。

つまり社内ではほぼ最下位・・
これまで偉そうに行ってきた指導内容で言えば
「事故に最も近い運転」となってしまうのです。

これではいけない・・

使用しているシステムでは何がいけないのかも詳細に表示されるようになっているので、
真剣に内容を読み解くと、どうやら私の運転は「減速に問題有り」ということでした。
それでは・・と、次の機会になるべく緩やかな減速を心掛けたところ、
意外にも簡単に80点を超えたのです。

狭い地域で何件もの配送先を抱え業務に就いていると、
つい「きびきびと動くことが良し」と思い込んでしまっており、
それが急発進・急停車・急ハンドルにつながり悪い評価を受けるのです。
改めて「なるほど」と考えさせられました。

走行する車の周囲10mのみに気を配るのではなく、
発進時は前方も後方も出来るだけ広くを視野に入れ
ゆっくりとハンドルを切りスピードを徐々に上げていく。
右折や左折は曲がる予定の交差点のはるか手前からゆったりと減速していく。
それだけではなく、先の信号がどう変化するのかも頭に入れ、
無理な加速を行わず、むしろ停まることが前提の安全運転を行う・・
このような「先読み」が安全運転には必要だったのです。

交通社会や業界では合言葉の如く「安全運転」という言葉が飛び交っていますが、
重要なのは「安全運転のために何を行うか」「何に注意するか」・・だと思います。

こういったことを考える機会が得られ、毎週「安全運転」について
呼びかけ、啓蒙する機会が得られていることを幸せに思います。

運送のプロである我々は、ひとときも気を抜くこと無く、
ひたむきで真剣な配送を実現致します。
どうぞ今後共、天下一天晴を宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 北村 直丸