優しくて楽しい人ばかりだと思った。 友だちにそう言ったら、その子はカールさせたまつ毛に マスカラを塗りながら、 「つうか、あたりまえ」 と、鼻で笑った。 「優しさはタダだもん」 そうか、と思った。 すごい賢い、と見直した。
これは三浦しをんさんという作家さんの文章の引用なのですが、 「ああ、そうだよな」と何か納得してしまいました。 世間では美徳とされている「優しさ」・・ しかし穿った見方をすればここに書かれているように 「優しさはタダだ」という捉え方もあるわけです。
勿論、タダだから価値がないと言うのではありません。 相手を真剣に思いやる心から生まれる優しさは純粋で そして素晴らしいものであると信じます。 反面、優しさに見せかけた行動のなんと滑稽なことか。 「相手によく思われたい」「格好をつけたい」・・ こんな思いから生まれる「優しさ」は相手の心には届きません。
我々は、運送という仕事を通じ、荷主様・お客様・同僚・・と、 様々な人々と関わって生活しています。 そんな生活の中できちんと自分の中の「優しさ」を相手に伝え 伝えると同時に理解してもらおうとする努力も行うべきだと思うのです。
自分が自分であるために。 運送というこの仕事に誇りを持つために。
我々天下一天晴は、運送業として、そして社会の一員として、率先して 「気持ちの良い社会」を作るための行動をひとつずつ積み重ねて参りたいと思います。 どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。