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仮定の上に成り立つ安全を過信しない

最近の高齢化社会、高齢者の事故原因に「思い込み運転」が多いと言われています。
この「思い込み運転」というのは例えば・・

「この道はいつも人がいないから安心」
「長年ここに住んでるけどここで右折しちゃいけないなんて思わなかった」
「こんな早朝に歩いている人なんかいない」

・・といったものです。
こうやって羅列してみると「それはイカン」などと思えますが、
高齢者前の我々にはそういった思い込みは無いと言えるでしょうか?
また、業務で車両を運行する我々にそういった思い込みは無いと言えるでしょうか?

改めて、自分に・・そして社内に問い直したいと思います。

我々運送業者は、運行前点検が義務付けられておりますので
日々車両運行前には多岐にわたりチェックを行なっています。
しかし例えば、私生活で自家用車に乗る前にタイヤの空気圧を見たり、
車体の下をのぞき込んだりしているでしょうか。

きちんと実行していないのが現状ではないかと思います。
でもそれは「昨日も平気だったんだから」とか「車の下になにかいるワケがない」
などの思い込みが招く油断であり、「業務ではルールだから運行前点検を行う」
「私生活では行わない」・・は、本来の意味で間違いだと思います。
私生活であっても、業務であっても、多くの人間が共存する社会の中で
自動車を運転するためには、自分のためにも他社のためにも
行わなくてはならない確認があると思うのです。

昨晩踏んだ釘でタイヤの空気が一晩かけて抜けたかもしれない・・
近所のお子さんがかくれんぼして車の下に隠れているかもしれない・・
実は私達の日常生活にはどんな危険が潜んでいるかわからないのです。

そんなこと考え出したらキリがない・・との声も上がりそうな提議ですが
日常生活でも業務中でも大事なことは「危険予知」と確信します。
我々は漫然とした生活・業務の中で、自分の危険予知力が麻痺してしまわない様、
しっかりと生活・業務を見直しつつ日々を過ごす必要があり、
そこから生み出される安全こそが「真に価値ある安全」だと確信します。

運送のプロである我々は同時に安全のプロでなくてはいけません。
どうぞ今後共、天下一天晴を宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 北村 直丸