(社内向け) 我々にとって一年で一番業務の行いづらい季節がやってきました。 梅雨時の雨天時走行には様々な危険があります。
2002年~2011年の10年間に東京都内で起きた交通事故での死者数を天候別にみると、 雨天時の人対車両による死者数の割合は約44%で、晴天時に比べると約10%高く、 雨天時には、歩行者の死亡事故が発生する危険性は増大することがわかります。 雨天時には、ワイパーで雨水を払いきれない箇所がフロントガラスにできたり、 雨が強いと視界が悪くなり、道路を横断しようとする歩行者や路肩にいる歩行者を発見しにくくなります。 さらに、雨天時の昼夜別の人対車両の事故による死者数をみると、 夜間の死者数は昼間に比べ約3倍ほどに増えています。 雨天時の夜間は視界が一層悪くなる上、路面が雨に濡れて光が反射し、 道路のセンターラインや標識が見えにくく、横断歩道等に気付かずに通過してしまう危険性があります。 また、雨によって対向車などのヘッドライトの光が乱反射して目が眩み、 横断歩道や路肩にいる歩行者を発見しにくくなる可能性も高まります。
このように走行面でも危険が多くありますが、実は危険はこれだけではありません。 その危険は雨天時の歩行者の行動にありました。 雨が降り始めると歩行者は雨を避けようと足早になり、周囲を見ずに行動する傾向があります。 更に雨が本降りになると歩行者は水溜りが気になり下を向いて進むため、車両に気が付かないことがあります。 風が出てきて雨が強くなると歩行者は雨の音で車の近づく音も聞こえにくくなり、 雨が差し込む方向に傘を向けることに注意が向いてしまい、車両接触の危険性が高まります。
以上を踏まえ、人通りの多い商店街や住宅街、横断歩道の周辺などを走行するときは、 ヘッドライトを点灯して歩行者に自分が運転する車の存在を知らせ、 速度を十分に落として歩行者の動きに注意を払わなくてはなりません。
常に危険と隣り合わせにある我々の業務ですが、この時期は普段以上に注意が必要になります。 今月も皆さんどうか安全運転での業務を宜しくお願い致します