「運転が上手い」というのは誉め言葉でしょうか。
テレビで女性タレントが「縦列駐車を一発で入れる」と 自慢げに語っておられました。 その番組を眺めながら「上手い運転」とはなんだろうと考えました。
縦列駐車を切り替えなしで一度で決める・・ 高速道路でひらりひらりと車線を変え進む・・ 狭い車庫にもキレイに駐車できる・・
こういったことを運転が上手いと褒めてしまっていいのでしょうか。 何か違和感を覚えてしまいます。 確かにサーカス的な観点から見れば「上手い」でいいのかもしれません。 しかし実際の交通社会においてはそういう「上手さ」よりも むしろ「慎重な運転」「安全な運転」が尊ばれるべきです。
車庫などで帰庫する車を見ていても、 テキパキと切り返しアッという間に狭いスペースに 駐車してしまうドライバーの運転は確かに 「見事なものだ」・・と思いますが、 そういった車庫入れよりも、何度も運転席から降りてきて 後方を視認するドライバーに安心感を覚えます。
スッと入れたとしてそれは「結果としての素晴らしさ」であり、 何度も降りて確認する「課程の素晴らしさ」には敵いません。 「結果としての素晴らしさ」はある意味「僥倖」であり 「課程の素晴らしさによる結果の素晴らしさ」は 努力で勝ち取った成果です。
社内でたまにバックによる障害物接触事故や、 発車時の障害物接触事故が報告されますが、 これらはすべて「結果の素晴らしさ」のみを求めた結果です。 手数を惜しむことなく慎重な運転を行うべきです。 我々は改めて自分の運転姿勢を見直します。
安全を確立しその上で、運送のプロとして配送スピードの向上、 お客様満足の獲得にTRYします。 どうぞ今後共、天下一天晴を宜しくお願い申し上げます。